深夜のちょっと変わったアルバイト
学生時代に私はちょっと変わったアルバイトをしました。これはその体験談です。
完全に昼と夜が逆転したアルバイトをしてみたいな、と思った私は、アルバイト情報誌を目を皿のようにして読んでいました。水商売系は苦手だったので、あとはコンビニなどしかありません。しか深夜のバイトで募集されているのは男性がほとんどで、なかなか望みの仕事が見つかりませんでした。そんな時、見つけたのが棚卸しのアルバイトです。夕方頃から始まって、なんと明け方に終わると書かれていました。時給もそこそこ良いけれど、どんな仕事をするんだろう、と思って募集事項をよく読んでみると、夜の間にスーパー、デパート、ドラッグストア、コンビニなどを回って商品の数を機械に打ち込んでいくお仕事でした。何故夜かと言うと、客が少ないからのようです。
これは面白そう、と思って応募してみる事にしました。三日ほど機械の扱いなどの研修があったでしょうか。それから実際に現場に出る事になりました。夕方頃に集合して、点呼、数十名で現場へ向かう事もありました。移動時間は寝る事も出来ます。かなり遠方まで行く事もあり、移動時間だけで往復5、6時間になる事もありました。現場へ到着して迅速な作業で商品の数量を数えます。ミスは許されません。ミスをすると一つ一つ注意されます。なかなか緊張感のある作業でした。訪れる店によっては作業の内容がハードになる事もありました。ホームセンターの数千個のクギだの、重い材木だのを数えた事もあります。真冬の底冷えするデパート倉庫(暖房なし)などもあります。店によっては作業の内容がハードになりました。帰りは車の窓からきれいな赤紫色の朝焼けが見え、疲れた目と体にやたらと染みました。貴重なバイト体験です。昼と夜が逆転しているので、昼間に睡眠をとるため、バイトをしている間はあまり遊びに出かける事が無く、お金もそこそこ貯まりました。